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生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症など)に対するリハビリテーションの効果

[2017.12.20]

高血圧、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化症といった生活習慣病の原因の一つに運動不足があげられます。また、わが国の死亡率をみても悪性新生物に次いで高い数値を推移しており生活習慣病は大きな社会問題となっています。(下図参照)

運動療法(リハビリテーション)を実施する事で、これらの生活習慣病が改善するだけでなく、脳血管疾患や心疾患などの病気にかかる危険も低くなると報告されています。 運動により得られる様々な効果を知り、定期的に適度な運動を行う習慣を付けましょう。

 

【生活習慣病の運動効果】

○筋肉の細胞内に血中のブドウ糖を取り込みやすくなる(効果は1~2日持続)

○インスリンの働きが良くなる

○心臓への負担が軽減する

○筋力や心肺機能が向上し、身体活動に対し疲れにくくなる

○高血圧を長期的に予防、あるいは改善する

○中性脂肪や悪玉コレステロールは減少し、善玉コレステロールは増加する

○皮下・内臓脂肪を減少させる

○関節や骨が丈夫になり骨粗鬆症を防止する

○基礎代謝を向上させ肥満予防、肥満改善につながる

○睡眠障害を改善する

○免疫機能が改善し風邪をひきにくくなる

○精神的爽快感が得られ、ストレス解消になる

 

生活習慣病予防において、運動は非常に効果的です。継続することが大切ですので、ご自分のライフスタイルにあった無理なく行える運動を選びましょう。 当院では生活習慣病に対する運動指導も行っています。 生活習慣病を予防・改善していきたい方、腰や膝が痛くて運動が行えずお困りの方、自分にあった運動方法を知りたい方など、お気軽にご相談下さい。

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