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認知症、物忘れ、軽度認知障害を早期発見する検査

[2018.02.18]

認知症はいかに早期に発見することが大事です。

特に認知症の前段階とされる軽度認知機能障害の状態であれば、生活習慣を改めたりすることにより、認知症の発症を防ぐ事も可能です。

認知症の原因として最も多いのは、アルツハイマー型認知症です。

アルツハイマー型認知症は、アミロイドベータタンパク質が脳に蓄積されてアミロイド斑(老人斑)ができ、タウ(tau)タンパク質が蓄積されて、神経線維のもつれ(神経原線維変化)が起こり、ゆっくりと脳神経が死滅、萎縮していくことが原因と言われています。

アミロイドベータの蓄積自体は、誰の脳にも発生しますが、正常であればアミロイドベータを排出したり、毒性を弱めたりする仕組みがあります。

2015年に、その仕組を担う3種類のタンパク質の量を血液検査で調べ、軽度認知障害(MCI)のリスクを判定できる検査が始まりました。

この検査を行うことで、認知症発症のリスクを4段階で評価できますので、最近物忘れが増えてきた、肥満や糖尿病など生活習慣病の恐れがある、親や家族の様子が少し変わった気がするといった方におすすめです。

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