クリニックブログ

2018.04.22更新

塩分について

 血圧は昼に向かって上がっていくため、朝に塩分をとると血圧はより高くなりやすいです。

 一方、夜は比較的塩分が排出されやすい事から、常に塩分に気をつける事が難しい場合、たまには塩分のある食事を摂りたくなった場合は、夕飯であれば朝取るよりも血圧が上がりにくいとされます。

 注意すべきはモーニングサージと言って、早朝あるいは起床前後に一過性に血圧が上昇することがありますので、かかりつけの先生に相談されることをお勧めします。

 

脂肪酸について

・飽和脂肪酸

 偶数飽和脂肪酸を高める食物:牛肉などで、糖尿病発症リスクを高めるとされています

 奇数飽和脂肪酸を高める食物:ヨーグルトなどの乳製品で、糖尿病発症リスクを低下させるとされています

 融点が高く、室温では固形の脂飽和脂肪酸をたくさん摂取すると、脳の神経細胞の柔軟性が落ち、神経伝達が低下するとされています

 また、動脈硬化も進行するとされています

・不飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸をたくさん摂取すると、細胞の柔軟性が保たれます

 トランス脂肪酸

  不飽和脂肪酸の一つで、天然には牛肉や乳製品に微量に存在しているのみですが、マーガリンやショートニングなどの工業的に作る際に生成されます

  悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らし、冠動脈の病気を引き起こすとされています

 一価不飽和脂肪酸(オレイン酸などのオメガ9系)

  オリーブオイル、ベニ花油、菜種油、ナッツ類など

  善玉コレステロールを減らすことなく、悪玉コレステロールを減らす

 多価不飽和脂肪酸

  オメガ3系

   DHA;マグロ、ブリ、サバ、サンマなどに多く含まれ、血流を良くする、脳や網膜などの材料とされます

   EPA;マイワシ、マグロ、サバ、ブリなどに多く含まれ、血栓が作られにくくします

   αリノレン酸;エゴマ油、菜種油、ナッツ類などに多く含まれ、体内で精製されるEPAやDHAの材料となります

   DHAやEPAは熱で溶けやすく、火を通すと、溶け出してしまうために、理想は新鮮なお刺身で食べる事です

   火を通す場合は、弱火で煮込み、油が溶け出した汁ごと食べると良いです

   DHAやEPAの健康効果が認められているのは、あくまで魚として食べた時です

    * 魚油のサプリメントに関して、2015年のアメリカの研究では、認知機能の低下を抑制する効果は認められませんでした

   魚やナッツに多く含まれ、アレルギーや炎症、血栓を抑制して、血管を拡張させます

  オメガ6系(リノール酸など)

   マーガリンやゴマ油に多く含まれ、アレルギーや炎症を起こしやすく、血液を固める作用があります

  オメガ3系とオメガ6系はどちらも細胞膜の材料として必要であり、バランスが重要で、理想はオメガ3系1に対し、オメガ6系は4の割合とされます

投稿者: おばた内科クリニック

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