クリニックブログ

2017.10.18更新

認知症予防や治療に効果が期待されるサプリメントの一つです。

フェルラ酸が含有された類似商品は他にもありますが、フェルガード100Mは2017年臨床研究が評価され、日本認知症予防学会より初めて認定されたサプリメントです。

認知症発症予防として、抗認知症薬と一緒に使用して更なる効果を期待して、抗認知症薬が副作用などで使用出来ない場合に使用します。

 

フェルガードの主成分はフェルラ酸とガーデンアンゼリカ、バコパモニエラです。

 フェルラ酸(F)

  米ぬか、小麦、大麦、コーヒー、ピーナッツなど食品に広く存在するポリフェノールの1種で、強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を除去します。

  アルツハイマー型認知症の原因とされる、アミロイドβの蓄積を抑える報告があります。

 ガーデンアンゼリカ(G)

  欧州を中心に古くから食用として用いられるハーブです。

  強壮、消化促進にすぐれた薬効があり、貧血や鼓腸(お腹にガスが溜まった状態)の改善、利尿・発汗の作用もあります。

 バコパモニエラ(B)

  インドの伝統的な医学で利用されてきたハーブの一つです。 記憶力、集中力に効果が期待されます。

 

フェルガードの製品ってどんなもの?使い分けは?

 フェルラ酸+ガーデンアンゼリカとフェルラ酸+バコパモニエラの2種類があります。

 どの製品にも、アミロイドβの蓄積を抑えるフェルラ酸は含まれています。

 ガーデンアンゼリカには興奮性がありますので、嚥下障害や歩行を改善させるにはガーデンアンゼリカが多く含まれるNewフェルガードLAを使用します。

 一方怒りっぽい患者さんやアルツハイマー型認知症を予防したい人にはガーデンアンゼリカは多く必要ないためフェルガード100Mを使用します。特にフェルガード100Mは調整系であるために怒りっぽい患者さんを落ち着かせ、元気がない患者さんを元気にさせる効果も期待でき、最初に使用することが多いです。

 また、ガーデンアンゼリカが効きにくい患者さんには、バコパモニエラを組み合わせたフェルガードBを使用します。

 

フェルガード 株式会社 グロービア社資料より改変

投稿者: おばた内科クリニック

2017.10.09更新

概念
 認知症を主体とし、病理学的に大脳の全般的な萎縮を認める
 組織学的に老人斑、神経原線維変化の出現を特徴とする

疫学
 認知症で最も多く、女性に多い

特徴的な症状
 数分前から数時間前や数日前の事を忘れてしまう
 料理などいつも出来ていた、日常生活動作が困難となる
 道に迷ってしまう

頭部CT/MRI
 側頭葉・海馬が小さくなる

ATD:MRI

頭部SPECT/PET(脳の血の流れを見る検査です)
 側頭葉、頭頂葉、後部帯状回の血流低下

ATD:SPECT 

治療使用薬のポイント (普通タイプ)
 1.コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン)はどれを使ってもよい
 2.使い易いのはドネペジル(商品名アリセプト)であるが、副作用に注意が必要 
 3.長期の治療成績はガランタミン(商品名レミニール)が一番良い
 4.リバスチグミン(商品名リバスタッチ)は日常生活動作を改善し、高齢者に向く
 5.効いたと思ったら増やさない、足りないと思ったら増やす
   多すぎると思ったら減量する
 6.メマンチン(商品名メマリー)は服用可能な量で長期間持続する
 7.シロスタゾール(商品名プレタール)は脳血流改善効果などから有効
 8.怒りっぽい場合には抑肝散かチアプリド(商品名グラマリール)、あるいはクエチアピン(商品名セロクエル)

投稿者: おばた内科クリニック

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