クリニックブログ

2020.01.28更新

コロナウイルスとは、人や動物の間で感染を起こすウイルスです。

人に感染を起こすコロナウイルスは従来6種類知られており、そのうち2つは重度の感染症状を引き起こしますが、その他の4種類は通常の風邪などの症状にとどまります。

なお、2つの重度の感染症状を引き起こす2種類は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)と中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)で以前にも流行が認められました。

診断には、核酸増幅法(PCR法など)がありますが、通常の病院やクリニックでは行えません。必要な場合は、医療機関から保健所に届け出後に、衛生研究所または国立感染症研究所で検査が行われますので、ご心配な方はまず保険所へお問い合わせ下さい。

特に、37.5度以上の発熱かつ呼吸器症状と発症から2週間以内に武漢市内訪問した、あるいは、武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人との接触歴がある方が検査の対象となりえます。

現時点ではコロナウイルスに対する特効薬はありませんが、過剰に心配することなく、これまで通りの手洗いや、うがい、マスク使用などで、感染予防を心がけ、いつもと体調が違うと感じた場合は医療機関や保健所など相談することが大事です。

コロナウイルス 国立感染症研究所より

 

投稿者: おばた内科クリニック

2020.01.19更新

高尿酸血症の治療は?

 血清尿酸値は痛風関節炎の再発予防を目的として6.0mg/dl以下を目標としますが、5.0mg/dl以下にコントロールすることが、より早期に痛風結節を縮小するのに重要であるとされています。

 なお、無症候性高尿酸血症患者であっても、8.0mg/dl以上から治療開始を考慮します。

 注意点は、尿酸降下薬開始後に痛風関節炎が生じる事があることで、予防のために 尿酸降下薬は低用量からはじめて徐々に増量します。 尿酸値を下げることにより、なぜ痛風発作が惹起されるかは、結晶脱落説が有力とされていますが、明確な理由は分かっていません 。また、コルヒチンカバーと言って、尿酸降下薬開始後に生じる痛風関節炎の予防目的に、コルヒチンを0.5〜1.0mg/日を尿酸降下薬開始後3〜6ヶ月間併用することがあります。

 

痛風関節炎発症時は?

 無治療の場合、最初の3日間の疼痛の強さは変わらず7日後も大半で疼痛が持続すると報告されています。

 アメリカリウマチ学会のガイドラインでは、NSAIDとコルヒチン、あるいは経口グルココルチコイドとコルヒチンの併用を勧めています。

 本邦では、第一選択の薬物治療としてNSAID、ステロイド、コルヒチンのいずれかを用いますが、どの治療で開始するかは定まっていません。

 一方で前兆がある場合はコルヒチンの投与を行うことで発作への移行を抑制できる場合があるとされます。

 痛風関節炎が消失したら、一定の期間をおいてから尿酸降下薬を開始します。

 NSAID:Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drug *抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤

  どのNSAIDが有効性に優劣があると結果は出ていませんが、急性痛風関節炎に対してNSAIDは十分量投与する必要があります。

  なお、高用量のアセチルサリチル酸(アスピリンなど)は尿酸排泄促進作用により、血清尿酸値が低下するため急性痛風関節炎には避けるのが望ましいです。

  NSAIDパルス療法;NSAIDを比較的高用量を短期間に限って用いることが有用とされています。

   ナプロキセン(ナイキサン)の場合、300mgを3時間ごとに3回、1日だけ服用します。

   激痛が軽減した後も関節の痛みが持続し、日常生活に支障をきたす場合は、常用量(400〜600mg/日)を継続します。

 コルヒチン

  高用量投与法は副作用の出現頻度が極めて高く、低用量が推奨されます。まずコルヒチン1mg服用し、その1時間後にさらに0.5mg服用します。翌日以降も残存する疼痛に対しては、0.5〜1.0mg/日を服用し、疼痛が改善したら速やかに中止します。

  有効性のエビデンスは発症12時間以内の症例に投与した場合に得られています。

  副作用として消化器症状が多く、頻度は少ないが重篤なものに骨髄抑制、横紋筋融解症、末梢神経障害が報告させています。

 グルココルチコイド

  NSAIDと同等に有効  20〜30mg/日を目安とし、3〜5日間投与すれば良いとされています。

痛風発作

投稿者: おばた内科クリニック

2020.01.05更新

高尿酸血症とは?

 血液中の尿酸の濃度が7.0mg/dlを超えている状態を高尿酸血症と呼びます。 高尿酸血症自体による自覚症状は認めず、健康診断などで偶然指摘されることが多いですが、高尿酸血症が続くと体内の尿酸プールが増加し、関節や腎尿路系に尿酸ナトリウム結晶(MSU)として析出し、関節炎が起こります(痛風関節炎、いわゆる痛風発作)。

 

疫学的特徴

 食生活の欧米化に伴い、わが国の高尿酸血症患者数は年々増加し、2010年ごろには成人男性の20〜25%に高尿酸血症が認められるまで増加しています。 高尿酸血症が認められたら? 高尿酸血症による関節炎が有名ですが、尿酸ナトリウム結晶による腎機能障害や、高血圧やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病や脳・心血管イベントなどの臓器障害の合併との関連を認めるため、症状がない場合でも治療が必要となります。 尿酸値の注意点として、関節炎発症中の尿酸値は発作前より低値となることです。 発作時に尿酸値が正常であっても、これまでの既往や検診結果などから判断することが必要です。 発作時の尿酸値が低値であることの理由としては、痛風発作を起こしている最中は、炎症性物質であるサイトカインの影響で腎臓からの尿酸排泄が亢進しているとされます。

 痛風発作

投稿者: おばた内科クリニック

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