クリニックブログ

2020.08.16更新

Klodian DhanaらはChicago Health and Aging Project (以下CHAP、参加者1,845人)とRush Memory and Aging Project (以下MAP、参加者920人)のデータを用いて、健康的な生活習慣とアルツハイマー型認知症のリスクについて検討を行い、4〜5個の生活習慣を持つ参加者では60%アルツハイマー病のリスクが低かったことをNeurologyに報告した。

方法
生活習慣として
・禁煙
・150分/週以上の中等度/重度の身体活動
・軽度から中等度のアルコール摂取
  アルコールと認知症
 厚生労働省(e-ヘルスネット、アルコールと認知症より)から1週間で1〜6本(1本350mlのビール相当)程度の飲酒量であれば認知症の危険性が最も低いという報告があります。
 *認知症の危険性とは、飲酒しない人が認知症になる危険性を1とした場合に、各飲酒量でどの程度認知症の危険性が増減するかということを示します。
・高品質の地中海食(DASH)
 地中海食の特徴として
  ①果物や野菜が豊富、
  ②乳製品や肉よりも魚が多い、
  ③オリーブオイルやナッツなど未精製の穀物を多く使う、
  ④食事と一緒に適量の赤ワインを飲む
・高齢者向けの認知活動への参加
 読書やゲーム、新しい技能や趣味を学ぶなど、常に頭を働かせる

これまでの生活習慣を急に変えることは難しいかもしれませんが、可能な範囲で生活習慣を組み合わせることで、アルツハイマー型認知症の発症を抑える事が期待されますので、ぜひ心がけてみてはいかがでしょうか?

・Healthy lifestyle and the risk of Alzheimer dementia

 https://n.neurology.org/content/early/2020/06/16/WNL.0000000000009816
・e-ヘルスネット(厚生労働省)アルコールと認知症

 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-007.html

・健康長寿ネット、地中海食の特徴 

 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/chichukaishoku-tokucho.html

投稿者: おばた内科クリニック

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