クリニックブログ

2021.08.01更新

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
 *2018年6月16日の熱中症情報の追記となります

暑い日が続いていおり、熱中症予防が大事です。
熱中症予防にはいかに温度をあげずに、水分補給を行っていくかが大事となります。

新型コロナウイルス感染症が拡大している現在、注意点はマスクによる温度上昇にも注意することと、エアコンを使用し温度が高くならないように調整して頂いていると思いますが、換気を継続して行っていくことが重要となります。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぎつつ、熱中症予防のポイントについて述べさせていただきます。

マスクの着用について
 マスクは飛沫の拡散予防に有効で、新型コロナ感染症の拡大を防ぐためにも継続した使用が必要です。
 ですが、マスクを使用しますと暑い現在においては、心臓や呼吸器に負担がかかったり、体温上昇にもつながります。
 マスクは飛沫感染予防が目的ですので、屋外で使用する場合は人との距離が十分確保できている場合はマスクを外すことが重要です。
 人との距離の目安は2m以上あれば良いと考えます。
 人との距離が十分取れない場合には、人と距離がとれる場所で休まれる。あるいは暑い時間帯を避けたり、涼しい服用を心がけると良いと考えます。
 また、マスクを着用されている場合には、のどの乾きに鈍くなることがありますので、のどが乾いていなくても水分をこまめに摂取されることをおすすめします。

エアコンの使用について
 熱中症予防のためにはエアコンの活用が必須とも言えますが、活用が難しい場合は扇風機などの使用をこころがけて下さい。
 エアコン使用についての注意点は、一般的な家庭用のエアコンには空気の換気は出来ない場合が多いですので、室内温度が高くなるかもしれませんが定期的な窓の開放による換気をこころがけて下さい。

熱中症とは?

高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。
・死に至る可能性のある病態です。
・予防法を知っていれば防ぐことができます。
・応急処置を知っていれば救命できます。

どのような場所でなりやすいか
高温、多湿、風が弱い、輻射源(熱を発生するもの)があるなどの環境では、体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなります。

どのような人がなりやすいか
・脱水状態にある人
・高齢者
・肥満の人
・過度の衣服を着ている人
・普段から運動をしていない人
・暑さに慣れていない人
・病気の人、体調の悪い人

水分減少率と主な症状
・〜2%:のどの渇き
・3〜4%:食欲不振、イライラする、皮膚の紅潮、疲労困ぱい
・5%〜:言語不明瞭、呼吸困難、身体動揺、けいれん

子供の特徴
・地面の照り返しにより、高い温度にさらされやすい
・汗腺などが未熟
→体温調節機能が未熟のため、熱中症にかかりやすい

高齢者の特徴
・のどの渇きを感じにくい
・汗をかきにくい
・暑さを感じにくい
→体温を下げるための体の反応が弱くなっており、自覚がないのに熱中症になる危険がある

熱中症予防のポイント
・部屋の温度をこまめにチェック
・室温を28度超えないように、エアコンや扇風機を使用する
・のどが渇かなくてもこまめに水分補給
・外出の際は、体を締めつけない涼しい服装で、日よけ対策も行う
・無理をせずに、適度に休憩をとる
・日頃から栄養バランスの良い食事と体力作りを行う

熱中症になった時は?
意識がある、反応が正常な時
涼しい場所へ避難させる
衣服を脱がせ、身体を冷やす
水分・塩分を補給する
 *水を自力で飲めない、症状が改善しない場合は医療機関を受診されて下さい
意識がない、反応がおかしい時
救急隊を要請する
涼しい場所へ避難させる
衣服を脱がせ、身体を冷やす
体を冷やす場所は、首の周り、脇の下、太もものつけねなど太い血管の部分が効果的です

参考資料
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html

投稿者: おばた内科クリニック

何でも相談できる身近なかかりつけ医です

総合内科専門医として幅広い診療科目に対応しています。検査、治療、リハビリまで一貫した医療を提供していますので気になる 症状や病気のこと、お困りのことがあればまずはご相談ください。

  • お気軽にお問い合わせ下さい 092-874-5630sp_inq_tel_pc.png
  • 24時間受付WEB予約24時間受付WEB予約
空き状況確認予約はこちら